バンド「ペドロ&カプリシャス」のリーダーでパーカッショニストのペドロ梅村(ぺどろ・うめむら)さんが多臓器不全のため、8月24日に死去していたことが9日までに分かった。83歳だった。
梅村さんは、1942年生まれの山形県米沢市出身。71年に「ペドロ&カプリシャス」がレコードデビューすると、「別れの朝」がヒットして一躍人気バンドに。73年には高橋真梨子(当時は高橋まりとして活動)がボーカルとしてバンドに加入。「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」が大ヒットし、翌74年にはNHK紅白歌合戦初出場を果たした。
バンドメンバーの松平直子は9日までに自身のSNSを更新し「久しぶりに声を出して大泣きしました。19歳からずっとお世話になりました。ペドロ&カプリシャスに加入してから32年間。思い出だらけで当分寂しいと思います。思い出す度に涙が出てきます」と心境を吐露。「本当にお世話になりありがとうございました。