俳優の妻夫木聡が9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画「宝島」(19日公開、大友啓史監督)の東京プレミアイベントに登壇した。

 2019年の直木賞作で真藤順丈氏による同名小説が原作。

第2次世界大戦後、米国統治下にあった沖縄の約20年が舞台に。妻夫木は米軍基地から物資を奪い、住民らに分け与える若者たちの一味を演じる。

 この日、黒のスーツでレッドカーペットを歩いた妻夫木は「作品は命をつないでいく物語。熱い思いで作った。一人一人多くの方に届けられたら」と願った。

 主人公の幼なじみのヒロインを演じる広瀬すずは、肩を露出した黒のドレス姿を披露。「ちゃんと沖縄という場所で、愛情と情熱をもって向き合った。刺激のある貴重な時間を過ごした」と手応えを語った。

編集部おすすめ