MBSラジオは10日、秋の番組改編会見を大阪市北区の同局で開き、今年度もプロ野球中継のない11月から3月(予定)まで「MBSヤングタウンNEXT」(火~金曜・後9時)を放送すると発表した。
「―NEXT」を巡っては“盗用”疑惑が持ち上がっていた。
相方・たかのりも「夫婦げんかとか、おいしい水ようかんの食べ方とか」と、およそ若手芸人がパーソナリティーを務める夜の番組には似つかわしくない便りを元に、トークを展開していたと明かした。すると同局「アッパレやってまーす!」(月~木曜・後11時30分、土曜は深夜0時)の水曜日レギュラー・ケンドーコバヤシが「MBSにマザーコンピューターあんの?」と驚きつつも爆笑したのだ。
マザーコンピューターっていったい何? 「バビル2世」に出てくる「バベルの塔」のコンピュータのようなもの? スポーツ報知は「同局にマザーコンピューターがあるのか?」「あるなら是非見てみたい」と質問した。すると虎松英樹編成部長が回答した。
「どういうものをイメージされているのか分かりませんが、マザーコンピューターというものはないので『ネタかな』と思って(記者の質問を)聞いていました。そこに全部集約されていて誰もがアクセスできる―というものではありません。(ツートライブの“盗用”がいつ起きたのかは不明だが、少なくとも現在は)番組ごとにアカウントがあり、それぞれの番組の担当者しかアクセスできず、私ですら見られないものがほとんどです。SNSを巡るトラブルがあってから、ウチも二重承認などセキュリティーを強化しているところです」
残念ながらMBSにマザーコンピューターは存在しなかった。そして今秋の「―NEXT」のパーソナリティーは未定だが、仮にツートライブが続投となれば、二度と「コンちゃん」から“盗用”はできないということだ。しかしツートライブは今年の「THE SECOND」王者。かつてとは比較にならない人気者になっているので、お便りが少なすぎるという問題とも無縁になるだろう。