ブラジル代表のアンチェロッティ監督が13日、26年6月開幕の北中米W杯に向け「PK戦専用GK」を準備する構想を明かした。同国メディアが報じた。

 指揮官は「ブラジルは22年カタールW杯の準々決勝で、クロアチアにPK戦の末に敗れた。来年のW杯へ向けて、PK戦専用のGKを準備することを考えている」と語り、候補として現代表の第3GKウーゴ・ソウザ(26)=コリンチャンス=の名前を挙げた。

 「彼は長身(198cm)でPKに非常に強い。今後の強化試合で起用し、チームに馴染ませるつもりだ」とコメント。国内リーグ戦では、PKストッパーとして名をはせているという。

 ブラジル代表にはすでに招集されているが、正守護神はアリソン(リバプール)が務めており、まだ出場経験はない。

 カタールW杯のクロアチア戦ではアリソンがGKを務めたが、PK戦では1本も止められず、2人が失敗したブラジルは2―4で敗れた。

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