◆サッカー◇高円宮杯Uー18プリンスリーグ東海 第11節 磐田Uー18 3-0 東海大静岡翔洋(14日・上大之郷グラウンド)

 磐田U―18が東海大静岡翔洋を3―0で下し、連勝で2位に浮上した。前半6分、カウンターからMF河合航希(3年)が先制弾。

2点リードの後半21分には来季トップ昇格内定のMF石塚蓮歩(3年)が2戦連発で突き放した。

 主導権は渡さなかった。後半、DFの背後に抜け出し絶妙なトラップから今季12点目を放り込んだ石塚は「2―0の次の1点が大事だと分かっていた。練習してきた形を出せた」と胸を張った。安間貴義監督(56)が「戦えるようになった」と評価したように球際の競り合いで上回り、守備も8試合ぶりの無失点で締めた。

 7月の日本クラブユース選手権は予選リーグで1勝もできず終戦。指揮官は「負けた悔しさが積み重なってない」とカツを入れ、時にボールを使わないランニングだけの2部練を敢行するなど猛暑で鍛え直してきた。練習試合では4年生も含む早大に勝利し、リーグも再開後2連勝。石塚は「最終節でひっくり返す」と首位の清水ユース猛追を誓った。

(武藤 瑞基)

編集部おすすめ