アジアのクラブ王者を決める最上位大会のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の第1節、中国の上海海港戦(17日・浦東)に出場するJ1神戸の23選手と吉田孝行監督が15日、神戸空港で行われた神戸市主催の壮行会に出席した。

 神戸空港は、2025年4月18日から韓国、中国、台湾の5都市への国際便の運航を開始。

国際空港の仲間入りを果たし、神戸がプロスポーツチームとして初めての利用する形となった。以前までは関西国際空港を使用していたため、兵庫県内で住む選手にとっては、空路以外の移動距離の負担も軽減された。吉田監督は「コンディション面を考えると、すごくありがたい。17日はしっかり勝って、神戸に帰ってきたい」と感謝した。

 前回大会では、1次リーグ5位で決勝トーナメントに進出したが、1回戦で敗れた。指揮官は「クラブとしてアジアNO1を掲げている。もう一度チャレンジできる。チャンスをチームみんなでものにできるように戦ってきます」と宣言した。

 今季の1次リーグには、J1から神戸、広島、町田の3チームに加え、蔚山、江原、FCソウル(以上韓国)、上海海港、上海申花、成都(以上中国)、メルボルン・シティー(オーストラリア)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)の東西12チームずつに分かれ、各8位までが決勝トーナメントへと進出できる。

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