J1で2位の鹿島は16日、茨城・鹿嶋市内で第30節・浦和戦(埼玉)に向けたトレーニングを行った。
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“鹿島の大砲”18歳FW徳田誉が、全体練習に部分合流した。
昨年9月にクラブの最年少得点記録(17歳11か月22日)を更新したアカデミー出身のFWは、今季も開幕前の宮崎キャンプでゴールを量産し、第1節から6試合中5試合に出場。しかし3月のU―20日本代表のスペイン遠征で右足関節内果骨折の重傷を負って以降、ここまで長期のリハビリに励んできた。
全体練習への合流は、およそ半年ぶりとなった。鈴木優磨、レオセアラの2トップに田川亨介がジョーカーとして活躍する現在のFW陣は手厚いが、3者とはタイプの異なる若鹿ストライカーの実戦復帰は近い。残り9試合となったリーグ戦における“ラストピース”としての活躍が期待される。