◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第1節 町田1―1FCソウル(16日・町田GIONスタジアム)

 町田はアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)の初戦でFCソウル(韓国)とホームで対戦し、1―1で引き分けた。

 町田はFWオセフン、FWナサンホの韓国コンビを先発で起用。

ベンチメンバーには11日にウェスタンUから加入したDF今井智基も加わった。FCソウルは今季リーグ戦で12チーム中7位と苦戦しているが、今回でACLは通算9回目の出場。2013年には準優勝も経験しており、アジアでの実績は町田を大きく上回る。元イングランド代表MFジェシー・リンガードらを擁する強敵だ。

 町田はアグレッシブに球際を攻めてくる相手に対して序盤から攻め込むが、ネットを揺らせない時間が続いた。前半31分にはドリブルで切り込んだFW相馬勇紀が左クロスを上げて、DF望月ヘンリー海輝が頭で合わせるが得点にはならず。相馬はエリア左からゴール右を狙ったが、ポストに阻まれた。

 すると前半38分、DF林幸多郎がエリア内で相手にファウルを与えてPKを献上。しかしVAR判定の結果、ファウルではないと判断されて事なきを得た。ただ、ゴールを奪うことはできず後半を迎えることになった。

 打開できないまま迎えた後半14分、相手に先制点を許した。DF昌子源のパスがカットされカウンターになると、右サイドからリンガードが右足でグラウンダー性のクロスを送る。

走りこんできたFWマルコ・ドゥガンジッチに右足で押し込まれた。

 しかし、後半35分に日本代表から帰還した望月ヘンリー海輝が結果を残す。MF下田北斗の左クロスをFW藤尾翔太がエリア右に流すと、望月が滑り込みながらゴールに押し込んだ。その後は逆転を狙い好機も作るが、ネットを揺らすことは出来ず。アジア初戦は引き分けで終わった。

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