◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第1節 町田1―1FCソウル(16日・町田GIONスタジアム)
アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)初出場の町田は、初戦となったホームでFCソウル(韓国)と1―1で引き分けた。
日本代表の米国遠征から帰還した23歳が大仕事をやってのけた。
この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれた望月は「最初は(下田)北斗くんからの大外のファーのボールを狙っていたが、北斗くんが判断を変えた。チームとしてファーを狙うのは自分の頭にあった。それ通りやった結果があのゴールにつながった」とうなずいた。ただ、「個人としてはイージーなロスが多かった」と反省もこぼれた。
アジア初勝利はお預けとなったが、通算9度目の大会出場で2013年には準優勝も経験した韓国の強豪に引き分け。9日(日本時間10日)の米国戦で先発したことで、海外チームの強度は記憶に新しいが、「韓国は身長も高いのでフィジカルの部分が優れている。前の選手も簡単に決められたものもそうですけど、クオリティーがすごい」と、改めて強度の高さを実感。次戦(30日)は敵地(マレーシア)でのジョホール・ダルル・タクジム戦。クラブとして初めての海外での試合となる。7月の東アジアE―1選手権、そして今回の米国遠征で培った海外での経験をチームに還元する。