◆明治安田J1リーグ▽第31節 新潟0―0名古屋(23日・デンカS)

 J1最下位の新潟がホームで名古屋と対戦し、0―0で引き分けた。

 立ち上がりこそ名古屋のペースだったが、前半15分以降はホームで負けられない新潟が序々にリズムをつかみ、細かなパスワークで攻め込もうとするが、ゴール中央でブロックを組んで守る名古屋の守備陣を崩すまで至らず。

前半は0―0で折り返した。

 後半の立ち上がりも膠着(こうちゃく)状態が続き、名古屋は後半12分にFW永井、MF中山を投入。新潟も同15分にFWモラエス、FWブーダを送り出して攻撃陣に変化を加えた。後半24分に新潟は左サイドバックの橋本のクロスから連続攻撃を仕掛け、最後は橋本が右足シュート。ここで得た左CKから押し込むがゴールは奪えず。

 さらにその後もセットプレーが連続で続いたが決定的なシュートは打てず。後半終了間際にはMF奥村が左サイドからカットインしてシュートを放つもブロックされる。さらにロングスローから圧力をかけるが、ゴールは奪えず、痛恨のスコアレスドローに終わった。

 これで新潟は連敗こそ4で止めたが、4戦連続無得点で12戦未勝利。入江監督は就任後11戦で2分け9敗となっており、J1残留へ厳しい状況が続いている。

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