J2ジュビロ磐田は23日、ホーム・大宮戦(27日)に向けて、静岡県磐田市のヤマハ大久保グラウンドで公開練習を行った。前節(20日)の藤枝戦を1―2で落とし、プレーオフ圏外の7位に後退。
注目は磐田U―18から昇格して1年目のMF川合徳孟(18)だ。8月末にU―22日本代表に選ばれ、ミャンマーで行われたU23アジアカップ予選に出場。背番号10を任され、クウェート戦で3得点と爆発した。
今月11日に帰国し、13日の今治戦で途中出場。「それほど時差がなかったので、体調はよかった」とタフさを見せ、20日の藤枝戦も1点を追う後半33分に出場。惜しいミドルシュートを放った。「代表の試合で点を取れたことで、ゴールへの感覚がつかめた。シュートに対する意識も強くなりました」と収穫を口にした。
ミャンマーでは、ジュニアユース時代からの先輩にあたるFW後藤啓介(20、シントトロイデン)と共闘。「ジュビロを昇格させろよ」と激励された。磐田を指揮するジョン・ハッチンソン監督も「ワクワクする才能の持ち主」と高く評価している。