◆明治安田J1リーグ▽第31節 鹿島3―1C大阪(23日・メルスタ)
鹿島はC大阪を3―1で下し、今季最長の8戦負けなしで首位固めに成功した。
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前節の浦和戦(1〇0)から中2日とあって、鈴木優磨、三竿健斗、チャヴリッチ、舩橋佑をベンチスタートとし、先発4枚を変更。
序盤は中盤でボールを奪う場面が多かったものの、そこから先の精度、迫力を欠く時間帯が続く。前半29分には中盤のボールロストからピンチを招き、MF知念慶がPKを与えて先制を許した。
しかしその2分後、右サイドを抜け出す形となったDF植田直通がクロスを上げると、知念が高い打点で合わせて“汚名返上”の同点ゴール。前半は1―1で折り返した。
後半開始から鈴木、舩橋の2枚を投入すると、開始5分間で鈴木が2度の決定機を迎えるなど鹿島ペースに。同8分、植田のロングフィードを蹴り込むと、相手DFが目測を誤ったことでレオセアラが独走状態となり、GKとの1対1を制して勝ち越し点。同23分には、投入直後のチャヴリッチのクロスを同じく投入直後の松村優太が決める“鬼木マジック”も発動し、勝利を決定づけた。