◆明治安田J1リーグ ▽第31節 柏0―0広島(23日・三協F柏)
柏はホームで広島と対戦し、0―0で引き分けた。
柏はFW垣田裕暉とFW細谷真大が5月25日の横浜FC戦(1△1)以来、4か月ぶりに先発でともに名を連ねることになった。
広島には2022年5月3日の第11節(2〇1)以来勝ちなし。ホームでの勝利は17年12月2日の第34節まで遡る。そんな強敵相手に前半は苦しい展開が続いた。リーグ最少失点の堅守を誇る広島に、普段のようにボールを保持することが出来ず。連携で崩すシーンも要所に見られたが、決定機にはならなかった。
広島のフィールドプレーヤーの平均身長182・4センチに対して、柏は178・6センチ。高さと強さを生かし、守備ではセットプレーから得点を狙われるが、何とか対応。前半33分には自陣エリア手前でMF山田雄士がMF田中聡にボールを奪われて左足でシュートを放たれるが、ボールは右のポストに直撃。難を逃れた。
後半も両チーム惜しい場面こそあったが、得点を取ることはできず。柏はリーグ最少失点を誇る広島に無得点。首位の鹿島と勝ち点5差になり、痛い引き分けになった。