◆明治安田J1リーグ▽第31節 FC東京1―0福岡(23日・味スタ)
福岡DF安藤智哉は3バックの左でフル出場も、チームは4連敗となり、試合後は悔しさをにじませた。
安藤はけがの影響で、9月に行われた日本代表の米国遠征を辞退。
試合を終え「退場して1人少なくなる中、1個取ってやろうと思って後半を戦ったが、なかなかチャンスを作れず悔しい敗戦になった」と振り返った。
90分フル出場となったが「まだまだミスも多い。細かなポジショニングがだいぶアバウトになっていたのは、結果が物語っている。もう一度見つめ直し、連戦なので、しっかりリカバリーして、チームがバラバラにならず次の試合に向けてやっていくしかない」と前を向いた。
米国遠征の辞退については「めちゃくちゃ悔しかった。(ただ)自分に起こることって全て意味があると思う。このタイミングでけがをしたのは、まだまだ自分の甘さ。チャンスをつかむかつかまないかは自分次第で決まるので、もう一度福岡でやっていきたい」と自らに言い聞かせた。
苦しいチーム状況を受け、「後ろの選手は勝たせてナンボだと思う。チームがまとまって、同じ方向を向いてやっていけば、あれだけのサポーターが(アウェーにも)来てくれたし、次ホームでやれるアドバンテージがあるので、やっていきたい」と主力の自覚をにじませた。「本当に結果が欲しいのが現状。