◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第2節 神戸―メルボルン・シティー(1日・御崎公園)
J1の神戸が30日、試合前日の公式会見を実施した。吉田孝行監督とFW小松蓮が出席。
現在、チームは17日のACLE・上海海港戦(浦東)から公式戦3連勝中と波に乗っている。小松自身も7月の加入後から徐々に出場機会を増やし、27日の清水戦(2〇1、ノエスタ)ではJ1初アシストで決勝点をお膳立てした。本人は「何ができるのかというところと、結果を残せるかというところに毎試合フォーカスしている」と、淡々と目の前の一戦を見つめる一方、吉田監督は「成長もしていますけど、戦術理解のところでチームになじんできてくれた。攻撃もそうですが、守備も理解しながらやってくれている。ピッチで思い切ってプレーして欲しい」と、評価。自身のJ1初挑戦から、日に日に信頼を得ている。
意識するのは、やはり結果だ。「このチームに来てから、多くチャンスをつくってくれるチームメートがいますし、実際チャンスもあったのでそこを決めきれるか決めきれないかで自分もそうですけど、チームにも大きく関わってくることは重々承知している」。メルボルン・シティー戦についても「とにかく点を取って勝ちたい」と話し、指揮官も「簡単な相手ではないですけど、しっかりと攻略して。あとは小松が点を取ってくれれば勝てるかなと思います」と、うなずきながら期待。ストライカーらしく得点に絡み、チームを開幕2連勝に導く。