川崎は1日、アウェーの京都戦(4日・サンガS)に向けて麻生グラウンドで雨の中、練習を行った。7月10日のトレーニング中に負傷し、右ヒラメ筋肉離れの診断を受け、離脱していたMF大島僚太が完全合流し、元気な姿を見せた。

 「体は大丈夫。今はしっかり練習を積んでいる」と大島。京都戦はボランチのMF山本が出場停止のため、メンバー争いに入る可能性もある。チームは8日、12日のルヴァン杯準決勝・柏戦(ホーム&アウェー)と連戦が続くため、背番号10の練習復帰は好材料となる。

 前節は柏と4―4で引き分け、現在7位で、首位の鹿島とは勝ち点12差に開いた。3位京都との一戦で、大島が復帰すれば、6月29日の東京V戦以来となる。今季はけがの影響でこれまで4試合の出場にとどまるが、「(アウェー京都は)すごくいい雰囲気だなと。(グラウンドと観客席も)近いし。(今後はルヴァン杯を含む連戦も控え)僕自身も関われたらとは思っている」と視線を上げた。

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