J1の京都は1日、京都・城陽市内のグラウンドで約1時間半練習を行った。

 この日も緊張感の中でポゼッションからセットプレーなどが行われた。

9月28日のC大阪戦(2〇1、ヨドコウ)で右膝を負傷したFWラファエルエリアスについて、曺貴裁監督は「そんなに大きな時間はかからないと聞いている。本人の治癒力にもかかかっていると思うので。ただ、シーズンを棒に振ったという感じでもないと思う」と言及。今季16得点を挙げているエースの状態が心配なところだが「靱帯(じんたい)断裂したとか、半月板を損傷したとかいう大きいけがではないことは間違いない」と、前向きに話した。

 離脱中のFWマルコトゥーリオは、ピッチで別メニュー調整。「マルコも含めてしかるべき時には絶対に戦力になってくれる。今季は人が出たり入ったりする中でもぶれずに勝ち点を積み重ねてこられたので。今度の試合も非常に強い相手ですけども、彼らの分まで頑張りたい」と、チームを象徴する結束力で次節も勝利を奪う。

 4日の川崎戦は、ホームでの一戦となる。今季の得点総数は、前節終了時点で川崎が1位(59)で、京都が2位(56)。データから見れば撃ち合いも予想される顔合わせだが、「3点取られても4点取ったらいいんだというのは我々の流儀ではないので。もちろん得点は狙っていきますけど、隙を与えないような戦い方をしたい」と指揮官。

連勝で、上位2チームにプレッシャーをかける。

編集部おすすめ