◆パ・リーグ オリックス5―6西武(2日・京セラドーム大阪)
どこまでもチーム思いな男だ。西武・今井は6回5安打4失点、7奪三振で10勝目。
今季最終登板。3回に2失点し、6回には若月に右中間への2点二塁打を浴び、思わず首をひねった。プロ9年目は24登板で10勝5敗。防御率は初の1点台となる1・92で終えたが、「あんまり気にしてはない。チームが5位という結果がすごく悔しい。まだまだ僕自身も課題が多いし、まだまだ上手くならないといけない」とさらなる成長を誓った。飽くなき向上心がエースの原動力だ。(大中 彩未)