巨人の桑田真澄2軍監督(57)が3日、“不変”を貫いて16年以来9度目のファーム日本一を狙う方針を示した。4日に行われる中日とのファーム日本選手権(サンマリン宮崎)へ向けて、空路で宮崎入り。

その後、同球場で前日練習を行い「我々は特別な野球をするつもりはありません。今年やってきた野球を、しっかりとグラウンドで表現できたらいい」と語った。

 「プロ野球でも(成績は)大体標準化される。いつも通りの戦いをしたい」との考えから、先発メンバーや戦術面での奇策は行わず、2年ぶりのリーグVをつかんだ戦い方で臨む考え。「やはり野球は、勝利を通じて選手たちが成長していくと思います。ファーム選手権も勝利をつかみ取れるように、前向きにチャレンジしてもらいたい」。磨き上げてきた自分たちのスタイルで、頂点をつかみに行く。(小島 和之)

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