◆秋季高校野球神奈川県大会▽準決勝 法政二3―2立花学園(4日・サーティーフォー保土ケ谷)

 1960年夏、61年春の甲子園を連覇し、春夏計11度の甲子園出場を誇る名門・法政二が立花学園に勝利し、1992年以来、33年ぶりの決勝進出。33年ぶりの秋季関東大会出場を決めた。

 初回2死一塁、巨人・榑松伸介スカウトディレクターを父に持つ4番の榑松正悟二塁手(2年)が、右越えに先制2ラン。3回に1点差とされたが、7回には押し出し四球で追加点を挙げた。8回には再び1点差に迫られたが、逃げ切った。エース右腕の松田早太(2年)が5安打2失点で完投勝利をマークした。

 法政二の甲子園出場は1988年夏が最後。伝統校の奮闘に、外野席も開放されるなど多くのファンが集ったサーティーフォー保土ケ谷の客席からは、大きな拍手が鳴り響いた。

 今年の秋季関東大会は山梨で行われ、10月18日に開幕する。

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