パ・リーグ ロッテ―日本ハム(4日・ZOZOマリンスタジアム)

 今季限りで現役を引退した日本ハムの若林晃弘内野手が、試合前のZOZOマリンスタジアムを訪れ、ナインにあいさつを行った。スーツ姿でグラウンドに登場し、円陣の中心に立った。

「2年間という短い時間で、けがも多く、迷惑ばかりかけましたけど、ファイターズのユニホームを着て一緒に野球ができたことを誇りに思います」と感謝を伝えた。

 引退に際し、新庄監督とはインスタグラムのダイレクトメッセージでやり取りがあったというが、引退表明後、直接会うのは初めてで、「わざわざ来てくれたんだ。ありがとう」と声をかけられたという。

 1軍のメンバーとは約半年ぶりに再会し、「久しぶりに会って、みんなの顔を見ると落ち着くというかそれだけみんながいい環境を作ってくれてやりやすい環境で野球ができたので感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を紡いだ。

 巨人で6年、日本ハムで2年のプロ野球人生。日本ハムナインについて、「ファイターズのメンバーは若くて明るくて、かわいげのある後輩も多くてアットホーム。勝負の中にも優しさというか温かさを感じるチームだった」と振り返った。

編集部おすすめ