右脇腹痛で離脱していた巨人の吉川尚輝内野手が4日、1軍に合流した。東京ドームで行われた1軍の全体練習に姿を見せた。
吉川は右脇腹痛の影響で9月14日に今季2度目の登録抹消。当初から守備と走塁の動作に支障はなく、万全なスイングを取り戻せるようリハビリを続けてきた。患部の状態と慎重に向き合い、戦いの舞台に戻ってきた。
今季は2度の離脱があったものの、チームの中心として107試合に出場。打率2割7分7厘、3本塁打、32打点をマークした。攻守でその存在感は絶大だ。
11日からは2位・DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(横浜)が始まる。頼れる背番号2の復帰は大きな追い風となる。