凱旋門賞・G1(10月5日、フランス・パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)

 JRA海外馬券発売対象の第104回凱旋門賞・G1が日本時間5日に行われる。今年は日本からクロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイの3頭が出走。

強力な海外勢を相手に日本勢悲願の勝利をつかむか注目が集まる。

 長い歴史の中でも意外と報われないのが前年の2着馬。2000年以降の前年2着馬は延べ12頭が出走しているが、2013年のオルフェーヴルを筆頭に延べ4頭が2着に敗れている。最後に前年2着からリベンジを果たしたのは、種牡馬として日本でも供用された1988年のトニービン。37年ぶり5頭目の勝利を目指すのは、ブックメーカーでも人気上位に推されている昨年の2着馬アヴァンチュール(牝4歳、仏・Cフェルラン厩舎、父シーザスターズ)で、前走のヴェルメイユ賞でG1初制覇を遂げた勢いをぶつけられるか。

★前年の凱旋門賞2着馬の凱旋門賞成績(2000年以降)★

01年 エジプトバンド(牝4)=8着

02年 アクワレリスト(牝4)=6着

05年 チェリーミックス(牡4)=12着

08年 ユームザイン(牡5)=2着

09年 ユームザイン(牡6)=2着

10年 ユームザイン(牡7)=10着

11年 ナカヤマフェスタ(牡5)=11着

12年 シャレータ(牝4)=9着

13年 オルフェーヴル(牡5)=2着

15年 フリントシャー(牡5)=2着

18年 クロスオブスターズ(牡5)=3着

20年 エネイブル(牝6)=6着

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