JRAの坂井瑠星騎手(28)が5日、フジテレビ系列「Mr.サンデー×すぽると!コラボSP」内で中継された凱旋門賞・G1(パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の解説役としてレースを振り返った。

 日本からクロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイの3頭が出走したが、今年も日本馬の悲願達成はならなかった。

昨年の凱旋門賞にシンエンペラー(12着)で初挑戦した坂井瑠星騎手は、14着に敗れたクロワデュノールについて「すごくリズムよく見えましたけどね…。直線まで手応えも良さそうでしたけど、直線は脚が残っていなかったですね」と指摘。直前でも雨が降ってさらに重くなった馬場に「(敗因は)そこが大きいと思います」とした。

 日本馬で最先着の5着に入ったビザンチンドリームについては「内々でロスなく運んで、いいレースだったと思います。また上位2頭はいいところで脚をためて、強かったですね」と見解を示した。「2着馬がクロワの後ろにいましたし、極端に速くなかったと思います」とペースについても言及。16着に敗れたアロヒアリイには「前半はいい感じで見えましたけど…」と敗因を探っている様子だった。

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