俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第38話が5日に放送され、世帯平均視聴率8・9%を記録したことが6日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

今回は前回の8・9%から横ばい。個人視聴率は5・1%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第38話は「地本問屋仲間事之始蔦重(じほんどんやなかまことのはじまり)」。蔦重(横浜流星)は鶴屋(風間俊介)の計らいで、口論となった政演(古川雄大)と再び出会うが…。一方、定信(井上祐貴)は学問や思想に厳しい目を向け、出版統制を行う…との展開だった。

 今回は地本問屋・大和田安兵衛役で、お笑いコンビ和牛」で活躍した川西賢志郎が登場。「和牛」は24年3月に解散。川西は24年のNHK連続テレビ小説「おむすび」に出演したほか、今年4月期のTBS系ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」で江口のりこの夫役を演じるなど、俳優としての活動も広がっている。

「べらぼう」の公式インスタグラムでも「かつての蔦重のような存在?!」とふん装姿がアップされ、ネットは「え!?大和田さんって和牛の川西さんだったの?」「川西さん、もうすっかり俳優さん」「どこの俳優さんかと思ってたら」「パッと見誰だかわからなかった」「わ、男前ですね!」「まげがお似合いで素敵です」「若手イケメン俳優かと」「やっぱりイケメンだわ」と驚いた。

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