◆第68回スワンS・G2(10月13日、京都競馬場・芝1400メートル=1着馬にマイルCSの優先出走権)

 関屋記念で復調気配を示したオフトレイル(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ファー)の末脚に期待する。後方から運んでしまいに徹するタイプだが、前走はいつもより1列前のポジションに収まり、インから力強く伸びて2着同着。

背負ったハンデは57・5キロで、勝ち馬との斤量差は3・5キロあったことを考えれば、レコード決着の首差という内容は負けて強しと言えるだろう。近走は〈8〉〈9〉〈13〉着と成績が振るわなかったが、まだ衰えていないことを証明した。

 京都は【2310】のオール馬券内で、昨年の当レースは2着。京都開催だった阪神カップは3着と1400メートルも問題ない。

 10月1日の1週前追い切りは前走時と同じくCWコースで行い、6ハロン80秒1―11秒6と上々の時計をマークし態勢は万全。2024年ラジオNIKKEI賞以来、約1年3か月半ぶりのタイトル奪取へ、勝機は十分だ。(山本 理貴)

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