◆米大リーグ 地区シリーズ第2戦 マリナーズ3―2タイガース(5日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 初戦を落としていたマリナーズが、タイガースとの地区シリーズ第2戦を接戦で制し、1勝1敗で五分に戻した。

 この日、4番ポランコが相手先発左腕スクバルから4、6回にそれぞれソロ本塁打を放ち、2点をリード。

だが、8回に四球と失策が絡んで1死一、二塁のピンチを招くと、トーケルソンに同点2点適時二塁打を浴びていた。

 それでも強力打線が執念を見せた。同点に追いつかれた直後の8回1死走者なしの場面で、今季のア・リーグ本塁打と打点の2冠王ローリーが、右翼線二塁打。二塁ベースにヘッドスライディングで到達する気迫の一打が飛び出すと、続くロドリゲスが左翼線への適時二塁打で勝ち越しに成功。本拠地ファンが総立ちとなった。

 チームは2001年以来、24年ぶりの地区優勝を達成。ア・リーグの第2シードとなり、前日に初戦を迎えたが、延長11回にもつれ込んだ接戦に敗れて黒星発進となっていた。

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