サッカー日本代表は6日、千葉市内で国際親善試合パラグアイ戦(10日・パナスタ)、ブラジル戦(14日・味スタ)へ向けて始動した。
3月以来の招集となったMF田中碧(リーズ)は主に室内で調整し、「もちろん選ばれてうれしいが、代表戦だから(気負う)というのはない」と平常心を強調した。
14日に対戦するブラジル戦へ「中盤はプレミアリーグの選手なので、日頃の相手ではある。自分がどれだけやれるか」と気を引き締めた。
「球際だったりそういう際(きわ)の部分の勝負で勝てれば、どんなに流れが悪くても、流れを引き戻すことができる。際の部分でやらせないとか。そういうところは、代表戦でもプレミアでも重要かなと思います」。
所属のリーズは今季からプレミアリーグに昇格した。自身は開幕2戦目のアーセナル戦(8月23日)に右膝を負傷し、9月20日に復帰して以降は3戦連続で途中出場している。
「プレミアリーグはタフなリーグ。けがをして出られなくなったりも含めて世界一のリーグだなと改めて感じる」と感想を口にした。
「状態は大丈夫?」との問いには「そうですね。それなりに普通に練習しているので、ここからかなという感じ」とコンディションに問題はなく、キャプテンのMF遠藤不在で中心選手として期待が懸かる。