俳優の市村正親が6日、東京・日比谷シアタークリエで行われた主演音楽劇「エノケン」(7~26日まで同所ほか)の取材会に出席した。

 喜劇に人生をささげた故・榎本健一さんの俳優人生を、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が描き下ろした新作舞台。

市村は「役者を目指して、はや54年。青春を思い出しながらやっている。だんだんエノケンの世界に生き始めている」と自らを重ね合わせた。自身の提案で、台本になかった歌を追加して冒頭で3曲歌う演出に。力の源について「肉が食えないとダメですね。野菜と魚だけじゃ力が出ない」と明かした。

 共演の本田響矢(26)は「疲れている姿を一度も拝見していない」と脱帽していた。

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