◆練習試合 巨人6―2SUBARU(6日・東京ドーム)

 巨人のリチャード内野手が2安打2打点と存在感を示した。

 11日から始まるDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)に向けて、SUBARUと練習試合を実施。

リチャードは「5番・一塁」でスタメン出場すると、初回1死満塁で左翼線へ先制の2点二塁打を放った。2安打2打点をマークし「打てて良かった」と振り返った。

 リーグ優勝した昨年はCS最終ステージでDeNAに敗れた。4番の岡本が計4度、申告敬遠されるなど勝負を避けられ続けたことで、打線が分断。得点力不足に陥った。今回も岡本の後ろを打つ5、6番がCS突破のキーマンと言える。

 岸田やリチャードが5番候補に挙がる。シーズンのラスト3試合で5番で先発出場していたリチャードの5番起用の可能性について問われた阿部監督は「あるかもしれないし、そこは考える」と語った。

 今季、キャリアハイの11本塁打をマークするなど成長を遂げた大砲は「背伸びできないんで、やれることをやってバット振るだけです」と冷静に見据えていた。

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