4年ぶりにポストシーズン進出も、ワイルドカードシリーズでヤンキースに敗れたレッドソックスは、6日(日本時間7日)、本拠地でシーズン総括会見を行った。
ブレスロー最高野球責任者は、メジャー3年目を終えた吉田正尚外野手(32)について「特に9月の彼の貢献を無視することはできない。
右肩手術のリハビリで復帰は7月以降。レギュラーシーズン出場は55試合に留まったが、9月は2本塁打、12打点、打率3割3分3厘。ポストシーズン3試合では打率5割7分1厘、2打点と活躍したシーズン終盤の内容を高く評価した。一方、来季の起用法については、明言を避けた。
レ軍外野陣はデュラン、アブレイユ、ラファエラ、アンソニーの4人。吉田はDHが順当だが、来季のDH構想を問われると「ロースターや役割を(ここで)明言することは控えたい。オフにはチームをよりよくするためにやるべきことがたくさんあり、アレックス(コーラ監督)がラインアップを書く段階で、多様性と柔軟性を持つことは非常に有益だ」と語るにとどめた。
今季は本塁打4本。DHとしては長打力に乏しいかとの質問には「特定のポジションに長打力を求める訳ではなく、多様な得点パターンを持つべきだ」との私見も語った。