NHKは7日までに、9月27日放送を終了した連続テレビ小説「あんぱん」の視聴人数、タイムシフト視聴率と総合視聴率を発表。同時・見逃し配信の「NHKプラス」では、これまでに配信した歴代連続テレビ小説、大河ドラマを含む全ドラマの中で最多視聴数を記録した。
NHKプラスでの「あんぱん」全130回の平均視聴UB(ユニーク・ブラウザ)数は60・4万で、全ドラマの中で最も高い平均視聴UB数だった。全130回で最も高かったのは、8月6日の第93回の79・8万UB。UBとは視聴した端末の数で、同じ端末で複数回訪問しても1とカウントする。
またリアルタイムとタイムシフトを合わせた視聴人数は期間平均でNHK総合(午前8時~8時15分)1741・8万人、BS(午前7時半~7時45分)464・5万人、NHK総合とBSの合計(総合とBSを両方見た重複を排除)で2032・2万人。番組最高ではNHK総合で1881・2万人(9月26日)BSで720・0万人(8月7、25日、9月26日)、NHK総合・BS合計で2322・5万人(9月26日)だった。
期間平均のタイムシフト視聴率は個人視聴率が関東4・3%、関西5・0%、高知8・5%。世帯視聴率では関東7・5%、関西8・4%、高知13・9%。総合視聴率は個人視聴率が関東12・8%、関西12・4%、高知23・1%。世帯視聴率が関東で22・3%、関西で21・4%、高知で37・8%。
制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは「半年間、『あんぱん』を多くの方々にご覧いただき愛していただけたこと、チーム一同喜んでいます。本当にありがとうございました。放送100年、そして戦後80年にこの物語を届けられたことに改めて感謝致します」とコメント。
「親子や三世代で見てますという声も多く頂いたほか、連続テレビ小説では初めての海外直後配信も実現し、海外からも多くのご好評を頂くことができました。放送は終わりましたが、10年後も20年後もみなさんの日常のどこかに『あんぱん』がお守りのように在り続けているとうれしいです。またいつかどこかでお会いできますように。ほいたらね!」とつづった。