来年のセンバツにつながる秋季東海地区高校野球大会(18日開幕、愛知)の組み合わせ抽選会が7日、名古屋市内で行われた。

 静岡県3位で出場する常葉大菊川は、初戦(18日)で中京(岐阜2位)と対戦することが決まった。

昨秋の初戦(準々決勝)でも中京に4―1で勝っており、同じ顔合わせとなった。

 常葉大菊川の石岡諒哉監督は「(最速145キロ右腕の)エースの鈴木(悠悟)君も昨年投げてきていい投手という印象がある。うちの打線がどれぐらい対応できるか楽しみです」と力を込めた。

 今秋の常葉大菊川は、エース佐藤大介投手(2年)を中心に、県予選7試合中5試合でコールド勝ちを収め、3位決定戦でも浜松日体を10―1の7回コールドで下した。「挑戦者のつもりで戦いたい。神宮大会に行きたいです。一戦一戦で成長してここまで来たチームです。まだまだ伸びしろがあるチームだと思っています」と指揮官は手応えを語った。

 一方、中京の山下勝弘部長は「常葉大菊川さんは昨秋も対戦し強打のイメージがあります。昨年も東海大会で負けていますので、リベンジをしたいと思っています。鈴木を中心として、投手力と守備力で最少失点に抑えて、少ないチャンスをものにして勝ちたいです」と意気込んだ。

 常葉大菊川は昨年県大会で掛川西(9〇5)を破って優勝。

東海大会では中京(4〇1)と、至学館(5〇4)に勝利し、決勝で大垣日大(4●7)に敗れた。

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