来春のセンバツ出場の重要参考資料となる秋季東海地区高校野球大会(18日開幕、愛知)の組み合わせ抽選会が7日、名古屋市内で行われた。

 静岡県2位で出場する掛川西は、初戦(18日)で東邦(愛知3位)と対戦する。

 掛川西の大石卓哉監督は「東邦は攻守とも、緻密で洗練されている印象。本校も粘り強い戦いができればと思っています。新チーム結成以来、東海大会優勝を目標にやってきました。一戦必勝で自分たちの力を出す準備をして臨みたい」と語った。チームの柱は右腕エース・古岡都暉(とき)投手(2年)だ。県大会では、2試合で延長タイブレークを制するなど、粘り強さを見せた。

 一方、東邦の山田祐輔監督は「掛川西とは練習試合を毎年やらせていただいている。本当に毎年、いいチームだと感じています。相手に負けない粘り強さで戦いたい」と意気込んだ。

 掛川西は2024年に26年ぶりに夏の甲子園に出場し、60年ぶりの1勝を挙げた。センバツ出場となれば2009年以来となる。

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