日本代表は7日、千葉県内で親善試合・パラグアイ戦(10日・パナスタ)に向けた練習を行った。DFの安藤智哉(福岡)は板倉滉(アヤックス)や伊藤洋輝(バイエルン)といった代表経験が豊富な選手らが離脱中に回ってきた機会に「ここでのアピールが本当に大事。
7月の東アジアE―1選手権で代表デビューを飾り、9月の米国遠征では初めて欧州組を含む日本代表に選出されるもケガのため不参加。この1か月間は「ケガを治すこと、結果を出しながら自分のコンディションを上げていくことに集中した」と明かした。
今回が初めてアジア以外の相手に挑む。「攻守での高さ、どこまで通用するのか。どういった駆け引きがあるのか学びの場になる」と対戦を待ち望んだ。
この日の練習では長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(シントトロイデン)、望月ヘンリー海輝(町田)とラインコントロールの確認を実施。練習後に谷口へ「これまでの戦い方や、守備でのはめ方、立ち位置など経験を聞いた」と助言を求めたといい「細かなポジショニングが大事と言ってくれた。練習でも盗めるところは盗んでいきたい」とさらなる成長を誓った。