タレントの山瀬まみ(56)が7日、火曜パートナーを務めるラジオ生番組「BAYFM it!」(月~水曜・後0時51分)に7か月ぶりに出演し、子宮体がんの手術を行ったことを公表した。

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 近大医学部の松村謙臣主任教授によると、子宮体がんは妊娠時に胎児を育てる場所になる子宮体部に発生。

妊娠・出産歴のない女性に多く、過去30年で約6倍に増えている。自覚症状は閉経後の不正出血が代表的だが、50代までは予後が良好なケースが多い。

 がん細胞が分泌する物質によって血栓を引き起こし、脳梗塞になるケースがトルーソー症候群。動脈硬化などによる脳梗塞とは違い、根本的な原因を摘出することで再発率は低くなる。卵巣がんの合併症としてはよく認められるが、山瀬のように子宮体がんからの症例は珍しいという。

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