米大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国内の放映権について、「FOX」がテレビ放送、配信を独占することを発表した。

 FOXスポーツは23年に初めてWBCを放送。

米国と日本による決勝戦は米国内で平均520万人の視聴者を記録した。当時エンゼルスだった大谷とトラウトが対戦した9回裏の決着の瞬間には、視聴者数が650万人を記録した。

 同社で編成などを担当するエグゼクティブ・バイスプレジデントのビル・ワンガー氏は「WBCは、世界中の最高の選手たちに、自国を代表して世界の舞台で戦う機会を与える大会であり、我々がこのスポーツに愛するすべて、情熱、誇り、そして一流の才能を体現するものです。23年大会の大きな盛り上がりと忘れがたい結末に続き、再びこの最高峰のイベントを全米のファンに届けられることを光栄に思います」とコメントした。

 日本では、米動画配信大手ネットフリックスが独占放送権を獲得。同社は全47試合をライブとオンデマンドで配信し、地上波やBSでの中継計画はないとしている。主催者の大リーグ機構(MLB)によると、報道目的のニュースでのハイライト映像は使用可能。前回の2023年大会で優勝した日本代表は、連覇を狙う。

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