フィリーズのトムソン監督は7日(日本時間8日)、ドジャースとの地区シリーズ第3戦を翌日に控え、ドジャースタジアム(ロサンゼルス)で行われる前日練習前に会見に出席。今季2冠王ながらPSでは2戦で7打数無安打と不振のカイル・シュワバー外野手(32)について言及した。

 シュワバーは今季56本塁打でドジャース・大谷翔平投手(31)の55本を上回って本塁打王に輝き、132打点もトップで2冠王に輝いた。だが、地区シリーズではここまで2試合で7打数ノーヒット、5三振と不振に陥っており、指揮官は「今は、彼(シュワバー)だけでなくハーパーにもかなり厳しいピッチングをしている。今は少しタイミングがずれている。少し力みすぎていて、スイングも少し大きくなっている。スピードを落として、逆方向を意識する必要があるね。もちろん引っ張る打球も出るでしょうが、もう少しボールにしっかりついていくことが大事」と分析した。

 シュワバーはシーズン終盤から6試合&21打数連続無安打中。チームも連敗で後がない状況だが、巻き返しへ仕切り直す。

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