◆米大リーグ 地区シリーズ第4戦 タイガース9―3マリナーズ(8日・米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)
1勝2敗で後が無くなったタイガースが8日(日本時間9日)、マリナーズとの地区シリーズ第4戦、3点差をはね返して9―3と逆転勝ち。対戦成績を2勝2敗のタイとした。
第3戦で王手をかけたマリナーズは2回。7番カンゾーンが右前先制タイムリー。4回には無死満塁から併殺打の間に2点目。5回には主砲ローリーの右前タイムリーと3点目を挙げた。
タイガースは4回まで右腕ミラーに2安打に抑えられていたが、ディングラーの二塁打で1点を返すと代わった2番手スパイアーから代打ジョーンズが適時二塁打、9番バエスが同点タイムリーと3連打で追いついた。
一度火がついたタイガース打線は止まらず、6回には不振が続いていた4番グリーンが左腕スパイアーのスライダーを右翼席上段への飛距離138メートルの特大アーチで勝ち越し。マッキンストリーの適時打とバエスの2ランで7―3と一気に突き放した。
その後も2点を追加しタイガースが圧勝した。