元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが、尊敬するアナウンサーについて記した。

 9日にインスタグラムを更新し「今朝、めざましテレビが放送8000回を迎えました。

1994年4月1日から始まって31年。大変な記録樹立です」。笠井アナもフジテレビ時代に出演。「私も、若かりし頃、2年間『めざまし対決!信輔が行く』と言うコーナーで、全国各地で名人と生放送対決をするコーナーを担当していました。大変だったけど、楽しかった」と懐かしんだ。

 「現在のメンバーの中で、31年前の初回からずっと『めざましテレビ』に出続けているのは軽部さんだけです」と軽部真一アナについて書き始める。「メイン司会者は、大塚さんから三宅さん、そして今の伊藤くんへとバトンタッチされてゆきました。その間、芸能担当アナとして、確固たる地位を築き、8000回まで出続けるって、これ普通のアナウンサーじゃ絶対できないことなんですよ」と尊敬した。

 かつて笠井アナが担当していた「とくダネ!」と比較し、「『とくダネ!』は22年間、総放送回数は5646回です。私は初回から小倉さんと一緒にやってきましたが、20年目にして退社したので5200回くらいまで。軽部さんの8000回とは比べ物になりません。とてつもない偉業だと思います」と数字に改めて驚いた。

 局員当時を回顧し「19年目に、『とくダネ!』のカンフル剤として、後輩の伊藤アナウンサーが『とくダネ!』に投入されました。私と伊藤アナウンサーの役割は被っていましたので、私は『フジテレビでの自分の役割はここで終わり』と、自分自身に見切りをつけフリーになりました。年齢とともに、いつまでもその地位に連綿としていられないのは世の常です」と、フリー転身のきっかけの一つになったと明かす。「しかし、軽部さんの地位を脅かす人間て、いないんですよ。他局のアナウンサーを見てもいない。有名芸能リポーターでもその穴埋めはできないくらい知識とキャラクター、面白さも含めて、凄(すご)い人なんです」と唯一無二の存在であると実感。「軽部先輩。本当におめでとうございます。同じアナウンサーとして尊敬します。これからも健康に気をつけて『めざましテレビ』頑張ってください!」とエールを送った。

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