11月15、16日に東京ドームで行われる侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」のメンバーに選出された中日の岡林勇希外野手が9日、バンテリンドームで取材に応じた。
今季は12球団唯一となる全試合フルイニング出場を達成し、168安打で自身2度目の最多安打を獲得した。
チームはこの日から、秋季練習がスタート。バンテリンドームの外野には、来季から新設されるテラス席「ホームランウイング」の位置を示した白線が引かれ、“新球場仕様”で練習を行った。フェンスの高さは1メートル20センチ低い3メートル60センチに、本塁からの距離は右中間・左中間まで各6メートル減の各110メートルに変更となる。
打撃練習中に中堅の守備についた岡林は「東京ドームに近い感覚。フェンスが近い分、外野手としては勝負際が変わってくる」と分析。「ポジショニングや投手の配球も変わってくると思うので、確認しながらやっていきたい」と話した。今季開幕投手を務めた高橋宏は「だいぶ狭くなる印象。もっとピッチャーの技術を上げないと勝てない」と危機感を募らせた。