オリックス・紅林弘太郎内野手(23)が9日、11日に開幕するCS第1ステージ(S)の日本ハム戦(エスコン)で「お祭り男」に名乗りを上げた。今季は日本ハム戦でカード別最高となる打率3割3分3厘を記録し、エスコンでも同4割1分7厘。

「相性とかも味方につけて、ヒーローになるという気持ちでチームに貢献したい。そこしかないと思う」と正遊撃手が早くも“その気”になった。

 「何で打てているかは分からないけど、打球がヒットになっているイメージはあります」。第1Sで対戦が予想される伊藤に8打数無安打と封じられているものの、北山には14打数7安打の打率5割。「永遠に食べられるぐらい好きです」と日本ハム商品のシャウエッセンと同様に、好物は遠慮せず食らうつもりだ。

 この日は空路で札幌へ移動。岸田監督も「何人でも『お祭り男』は出てきてほしいですね」と要望した。侍ジャパンの強化試合では選外となり「僕の結果だと思う。(代表への)アピールという気持ちも持って活躍したい」と前を向いた。一昨年のCS最終Sでも打率3割。有言実行で、持ってる男になる。(長田 亨)

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