日本高野連と全日本大学野球連盟は9日、プロ野球志望届の受け付けを締め切った。

 高校生124人、大学生176人の計300人が公示され(同日午後5時時点)、前年比は高校生35人減、大学生は14人増だった。

 提出者は23日に開かれるドラフト会議での指名対象選手となる。

 打者の目玉は創価大の右のスラッガー・立石正広内野手=高川学園=。左打者では明大の「打てる捕手」小島大河=東海大相模=、勝負強さが際立つ青学大の小田康一郎内野手=中京=、走攻守3拍子そろうショートの東海大・大塚瑠晏(るあん)らに注目が集まる。

 大学生の右投手では青学大・中西聖輝、早大・伊藤樹、亜大・斉藤汰直、東洋大・島田舜也、花園大・藤原聡大ら、左なら明大のエース・毛利海大が1位候補になる。

 高校生では最速158キロを誇る健大高崎の右腕・石垣元気の将来性にスカウト陣が熱視線。社会人では鷺宮製作所の最速152キロ左腕・竹丸和幸が即戦力の評価をされている。

 今秋ドラフトから指名対象となる米スタンフォード大の強打者・佐々木麟太郎内野手を指名する球団は、果たしてあるのか。運命の「10・23」に注目が集まる。

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