女優の菜葉菜が主演する映画「金子文子 何が私をこうさせたか」(来年2月28日公開、浜野佐知監督)がこのほど、米ニューヨークで開催された「ニューヨーク国際映画賞」で5冠を達成した。受賞を受けて9日、菜葉菜がコメントを寄せた。
国家権力に抗い、獄中で自死した金子文子(菜葉菜)の生涯を描く。同映画祭で5日(日本時間6日)、最優秀主演女優、長編映画部門最優秀監督賞などを獲得した。
菜葉菜は「作品が国を超えてたくさんの方に届いたことを実感し、自分にとっても役者として意味のあることだったんだと思っています」と快挙を喜んだ。
菜葉菜と浜野監督のコメントは以下の通り。
◆菜葉菜コメント
New York International Film Awardsという素敵な映画賞でベストアクトレス賞を頂けたこと心より嬉しく思います。
何より浜野監督と共に受賞出来たことは言葉にならないほど幸せです。
金子文子という実在した人物を演じることは心身共に簡単ではなかったけれど、この作品が国を超えて沢山の方々に届いたということを実感し、自分にとっても役者として意味のあることだったんだと思っています。
浜野監督を始め、スタッフ、共演者の皆様、そして作品を応援して下さる沢山の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
◆浜野監督コメント
『Kaneko Fumiko』(英語タイトル)が「NEW YORK INTERNATIONAL FILM AWRD」で最優秀監督賞(Director Sachi Hamano)、最優秀女優賞・演技賞(Nahana)など、5つの賞をいただきました。アメリカという国で金子文子が選ばれたことはとても意義のあることだと思います。この賞を契機に世界中に『Kaneko Fumiko』を届けられるよう頑張ります。ありがとうございました!