◆米大リーグ 地区シリーズ第4戦 ドジャース―フィリーズ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのロバーツ監督は9日(日本時間10日)、本拠のフィリーズ戦前に記者会見を行い、救援左腕のT・スコットが、下半身にできた膿瘍(のうよう)の切除手術を前夜に受けたことを明らかにした。今シリーズのロースターから外れ、代わりに同じ左腕のJ・ロブレスキが登録された。

 同監督によると、スコットは7日の練習日に症状が出たという。「私の聞くところでは、下半身の膿瘍の摘出というような軽い処置だったそうだ。回復は順調だ。手術は昨夜行われました。今のところはそのような状況だ」と話した。

 今回の変更にともない、ルール上、ドジャースが地区優勝決定シリーズに進出した場合、スコットを登録できなくなった。

 スコットは前日からチームに帯同しておらず「個人的な事情」と説明されていた。

 スコットはパドレスから加入した今季、ブルペンエースとして期待されていたが、1勝4敗23セーブ、防御率4・74と十分な働きをできていなかった。

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