日本オリンピック委員会(JOC)が運営する日本オリンピックミュージアム(JOM)にあるコロナ禍の影響で長期休養していた「ファイブリングスカフェ」が10日、1964年の東京五輪開会式の日に合わせ営業を再開した。

 カフェはドリンクや軽食のほか、JOCコミュニケーションマーク(ピクトグラム)をあしらったオリジナル・ラテや、1964年の東京五輪に参加した海外選手が持ち寄った種から育てられた木材等を使用したオリジナル・グッズを販売する。

 再開した初日はソウル五輪シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)のソロ・デュエット銅メダリスト、小谷実可子氏が一日店長を務め、JOCの橋本聖子会長やスポーツ庁の河合純一長官も来店した。お客第一号となった橋本会長は、自転車をあしらったラテを口にし、「大人の味がする」と満足そうに話していた。

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