広島は10日、中村奨成外野手が7日に広島市内の病院で右足首を手術したと発表した。来春キャンプには間に合う見通し。
球団トレーナーによると、診断名は「右陳旧性足関節内果骨折」で、術式は骨片を除去する「遊離体摘出術」というもの。入団したころから痛みを抱えていた古傷で、かねて手術のタイミングをうかがっていたという。
8年目の今季はキャリアハイを大幅に更新する104試合で打率2割8分2厘、チーム3位タイの9本塁打、33打点と飛躍した。新井監督は、手術について「簡易的なもの。シリアスなものではない」とした上で「今年はきっかけの年。まだ伸びしろはあると思うし、来年は飛躍の年にしてもらいたい」と期待を込めた。