阪神・藤川球児監督(45)が10日、セ・リーグのCSを「秋の最後の大運動会」と題して盛り上げる決意を示した。選手会長を務める中野と共同記者会見に出席。

15日から始まる最終Sで、DeNAか巨人か第1Sの突破チームを迎え撃つ指揮官は「3チームで勝っても負けても素晴らしい期間だったと思えるようにしたい」と語気を強めた。

 もちろん、大運動会の主役はぶっちぎりでリーグを制覇した阪神だ。猛虎打線の中心を担う近本、中野、森下、佐藤輝、大山の5人衆に加え、12球団トップの防御率2・21を誇る投手陣が君臨。「短期決戦はお祭り」と胸を躍らせる藤川監督は「誰が起点になっても戦えるという強みがうちのチーム。明日(11日)からの戦いをとにかく目を凝らして見ながらチームを仕上げたい」と前を向いた。(中野 雄太)

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