◇国際親善試合 日本代表2―2パラグアイ代表(10日・パナソニックスタジアム吹田)

 サッカー日本代表(FIFAランク19位)が、パラグアイ代表(同37位)と対戦し、2―2で引き分けた。

 エースが大仕事を果たした。

1―2の後半アディショナルタイム4分。FW上田綺世はMF伊東純也から放たれた右クロスに反応すると、1バウンドしたボールを頭で合わせた。ボールはネットの中に吸い込まれ、2019年以来の連敗を回避した。上田は試合後のインタビューで「準備が結果に出てうれしい」とうなずいた。

 今季はリーグ戦8戦8発と好調を維持。自身がかねて志願していた希望がかない、今回の活動から背番号「18」に変わった。この試合もゴールを決めたストライカーは「もちろん調子いいのもありますけど、積み重ねてきたことが、着実に力となって、今結果として現れていると思っている」と自身の好調を分析。チームは直近3戦勝ちなしとなったが、「今日は勝てませんでしたけど、毎試合毎試合、チームとしていい準備して臨んでいる。次は勝利という結果を取れるように頑張りたい」と、14日のブラジル戦を見据えた。

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