10日放送のテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」(月~金曜・午後9時54分)では、自民党の高市早苗新総裁と公明党の斉藤鉄夫代表がこの日午後、国会内で改めて会談し、連立政権を継続するかどうかを協議したものの決裂。公明の連立離脱が決まったことを冒頭で報じた。

 公明は高市総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。政策ごとの協力は継続し、選挙協力は人物本位とする方向だ。

 スタジオ生出演した斉藤氏は大越健介キャスターに「これは意地悪な質問かも知れないんですけど、高市さんは保守的な政治信条が強い方でいらっしゃる。仮に小泉進次郎さんが新総裁だったら、どうか? 急にこのような連立離脱になったでしょうか?」と聞かれると「私たちは同じように誰が総裁になられましても、参院選敗北を受けて、その総括をしたかった。誰が新総裁になられても同じような態度で臨みました」と返答。

 再度、「それは小泉さんであっても変わらない?」と聞かれると「変わらない」と、きっぱり言い切った。

編集部おすすめ